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出産を控えた女性ならば 産後の体型維持 は誰でも意識するところでしょう。
タレントの関根麻里さん(30)が第1子を妊娠したことが話題になっています。関根さんのような人気者ともなれば、出産後の職場復帰を望む声も大きいでしょう。産後の大きな体型の崩れは許されません。関係者によると、すでに安定期に入っているのだとか。安定期といえば、積極的に運動を取り入れてもよい時期です。
タレントさんに限らず、働く女性なら誰でも美しい体型のままでの職場復帰を望むことでしょう。しかし、一番大事なのは安全な出産です。危険を冒してまで運動をしたいという人はいません。ここでは、くびれた体型を維持するための考え方、時期によってやって良いこと悪いこと、おススメの呼吸法などを取り上げたいと思います。
産後の体型維持 のポイント:女性はもともとくびれやすい
男性に比べ、女性の体もともとくびれやすくデザインされています。骨盤の幅が広く、ウエストは細め。どちらも妊娠・出産の機能と深くかかわっています。
赤ちゃんの通り道になる骨盤が幅広にできているのは理解できるとして、ウエストが細くできているのはなぜでしょうか。ここで問題になるのが呼吸の仕方です。女性は男性と比べ、お腹を引っ込めたままで呼吸する胸式呼吸を行う傾向にあります。深い呼吸で横隔膜を下げ、内臓を押し下げてお腹を膨らませる腹式呼吸はあまり行いません。
呼吸でお腹を膨らませず、ウエストを細く保った姿勢は腹圧がかかりにくい姿勢です。反対に、お腹を膨らませて深く息を吸った状態で腹筋を締めると、強烈な腹圧がかかります。これは、重いものを持ち上げる、体の重心を下げて安定する、外からの衝撃に耐えるといった局面で非常に有効な、男性的な体の使い方といえます。
強い腹圧は流産や早産につながるとして、妊娠中の禁忌となっていることは良く知られていますね。女性の体は、そうした事態が起きにくい作りになっているのです。もし、女性が男性のように腹圧をかけて強い力を出す体をしていたら、流産や早産は増えていたでしょう。
女性が本来くびれやすいのなら、その自然の法則に逆らわないのが得策です。
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