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ヤクルト・館山昌平投手は長いリハビリ期間を乗り越え、復帰2戦目となる今月11日のDeNA戦(神宮)で、1,019日ぶりの白星を手にしました。
ここでは、館山投手が3度行ったという「トミー・ジョン手術」にふれつつ、一部のスポーツ選手が深刻な故障、長期のリハビリから何故復活出来るのかについて考えてみましょう。
スポーツ選手とリハビリ : トミー・ジョン手術…復帰率は高いが長期のリハビリが必要
トミー・ジョン手術はメジャーリーグではしばしば行われている手術です。米医学専門誌の調査によると、手術を受けたメジャーリーグ投手の83%がメジャーに復帰し、マイナーも含めると97%が現役復帰を果たしているといいます。
手術の内容は、肘の靭帯断裂などで損傷した靭帯を切除し、正常な腱を移植するというもの。もともとはドジャースのチームドクターだったフランク・ジョーブ博士が確立した手術で、初めて手術を受けた投手の名前にちなんで、「トミー・ジョン手術」と呼ばれています。手術後は1年~1年3か月ほどの長期にわたるリハビリが必要になります。
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