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狭心症の再発防止 には何が必要なのでしょうか。「初代タイガーマスク」として知られる佐山サトルさんは今年5月、「狭心症」と診断され手術を行いました。術後の経過は順調で、驚異的な回復力が周囲を驚かせているのだとか。現在は、検査の数値も安定し、月に1回の通院を続けながら基礎運動中心のトレーニングを再開しているそうです。狭心症は心臓の血液の流れと密接に関わる病気です。適度な運動が予防や再発防止に有効とされています。
動脈硬化とストレスが狭心症の発作を誘発
心臓に血液を送る冠動脈に動脈硬化が生じると、心臓に十分な酸素が行きわたらなくなり、胸の痛みや圧迫感が生じます。これを狭心症といい、さらに悪化し、冠動脈が完全につまってしまう心筋梗塞になると突然死の危険もあります。狭心症と心筋梗塞はともに、心臓に血流が行きわたらない病気という意味の「虚血性心疾患」に分類されます。
狭心症の背景には動脈硬化があります。これに加え、ストレスや興奮などの精神的な要因によって発作が誘発されると考えられます。生活や行動パターンによって、狭心症になりやすいかなりにくいかの違いが生じます。
狭心症のリスクが高いのは、短気、攻撃的、落ち着きがない、いらいらしやすい、といった性格の人だといわれています。反対に、のんびり屋で落ち着いた性格の人のリスクは小さくなります。いらいらしやすい性格は、過労や寝不足、不規則な食生活などによって助長されます。狭心症は、働き盛りでストレスをため込みやすい中高年の男性に多いのが特徴です。
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