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今回は、 子どものりんご病 についてお話します。
りんご病という名には可愛いイメージがありますが、この名前は、両頬に赤い紅斑がでることから名づけられていて、正式には「伝染性紅斑」と呼ばれています。
子どものりんご病 :どうして感染するの?
ヒトパルボウイルスB19が原因の感染症ですが、感染力はやや弱いウイルスです。発病の多い年齢は5歳~14歳くらい、もっとも多い年齢は5歳~9歳位です。男女の差はありません。爆発的な伝染力はありませんが、くしゃみや咳などによる飛沫感染で広がるため、感染を防ぐことは容易ではありません。けれども、合併症などはほとんどありませんので、治療は自然治癒を待ちます。
りんご病は、一度かかれば終生免疫ができるので、その後りんご病にはかかることはありません。約半数の成人が免疫を獲得しているとみられています。
<感染のポイント>
ヒトパルボウイルスB19による感染症
一度かかれば免疫ができるので二度とかからない
5歳~9歳位が最も多い発病年齢
飛沫感染で広がる
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