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執筆者:南部 洋子(看護師)
監修医:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
突然「耳鳴りがする!」ということを経験したことがある方は、少なくないでしょう。
蝉がつねに鳴いていたり、キーッという嫌な音が響いていたりもします。何故このようなことが起きるのでしょうか。
耳鳴りとはなに? なぜ起こる?
実際には音がしていないのに、耳で何かが鳴っているように感じられることを「耳鳴り」といいます。鳴っている時間は、数秒から、絶えず鳴り続けているものまで、さまざまです。
聞こえる音も、「ジ―」と蝉が鳴いているようなもの、「ピー」や「キー」というような音が聞こえたりする場合もあります。風邪や中耳炎などをした後に鳴りだすこともあり、また、いつの間にか鳴っている場合もあります。
耳鳴りは主観的なものなので、その性質や強さを正確に測定することは難しいです。
ですが、耳鳴り検査の器械を用いて、いろいろな高さや強さの音を発生させ、これと聞き比べることで、ある程度数値として評価をすることができます。
病気に起因するもの以外では、原因不明の場合が多いのです。
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