(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:松本 たお(正看護師・新生児蘇生法NCPR専門コース終了認定者)
肌寒い日が増えてきました。
冬が近づいてくるのを感じるこの季節には「ノロウイルス」や「ロタウイルス」という言葉が聞かれるようになってきます。
どちらも、毎年冬場に流行するウイルス性の胃腸炎。それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
今回はこのノロウイルスとロタウイルスについて解説しましょう。
ノロウイルスの特徴
まずはノロウイルスから。
ノロウイルスは大人から子供まで、全ての人に感染しやすいウイルスです。感染力がとても強く、大流行を招くことがあります。
嘔吐・下痢・腹痛・発熱などの胃腸炎症状が起こります。中でも激しい嘔吐が特徴的な症状で、半日も続くことがある程です。
予防接種や特効薬などは今のところ見つかっていません。ですので、予防も治療もとにかくウイルスを排出することが大切です。
そのために嘔吐や下痢を繰り返すのですが、とても体力を使います。高齢者や乳幼児は特に注意が必要です。
スポンサーリンク