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執筆:伊坂 八重(メンタルヘルスライター)
少子化や晩婚化が進み、結婚に対する認識も時代とともに変化しているようです。
チマタでは、「結婚に対する女性のハードルが高くなっている」といわれたりしていますが、本当でしょうか?
そして、もしそうであれば、それはなぜなのでしょうか?
心理学的な視点から解説していこうと思います。
結婚のハードルが高くなっているってホント?
2013年にマイナビが独身アラサー女性(26~34歳)を対象に行った調査(※)によると、「若いころに比べて結婚のハードルがあがった」と答えた人は45.6%と、およそ半数の人が、年齢とともに結婚のハードルが高くなったと感じていることがわかりました。
その理由として次のものがあげられていました。
・「年齢を重ねるたびに簡単な恋愛はできないし、いろいろな知識などを身につけたから…(以下省略)」
・「理想がどんどん高くなってしまい、なかなかいい男性とめぐり会えない」
・「自分より稼いでいない人、頭の悪い人(回転が悪い人)とは結婚したいとは思わないし、今まで待ったのだから妥協したくないと強く思う」
この結果を見ると、年齢とともに相手への理想が高くなり、結婚のハードルが高くなったと感じている女性が少なからずいることがわかります。
では、心理学的な視点から考えてみると、結婚のハードルが高くなる背景には、どんなことが関係しているといえるでしょうか。
「シンデレラ・コンプレックス」と「青い鳥症候群」の2つの現象から分析してみましょう。
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