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執筆:井上 愛子(保健師・助産師・看護師・保育士)
医療監修:株式会社とらうべ
なかなか止まらない「しゃっくり」に悩まされたことはありませんか?
自宅にいるときならばまだしも、会議や食事の席など、静かな場所ではとても気まずくなってしまうものです。
しゃっくりはなぜ起こるのか、また効果のある止めかたはないのか、ご説明いたしましょう。
しゃっくりとは?
しゃっくりは、医学的には「吃逆(きつぎゃく)」と呼ばれます。
肺の下にある「横隔膜(おうかくまく)」が何らかの原因によって痙攣(けいれん)すると、声を出すための器官である声帯の筋肉も収縮し、息を通る道が狭くなるため「ヒック」という音が出ます。
しゃっくりの多くは誰にでも起こるものです。続くと辛いですが、数時間でおさまれば身体に悪影響を与えるものではありません。
しかし、あまりにも長く続く場合は、睡眠不足になる、食事が摂りづらいなど、日常生活に不具合が生じてしまいます。
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