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執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
「なんだか胃がムカムカする」という経験は、多くの人がお持ちでしょう。
なかには、「いつものこと」と思って市販薬で対処している人もいるかもしれません。
しかし胃のむかつきは、重大な病気の初期症状として現れている可能性もあり、注意が必要です。
ご一緒に詳しく見ていきましょう。
「胃のむかつき」とはどんな状態?
胃のむかつきとは、うまく消化されずに残った胃や十二指腸に残った食べ物が、胃酸と一緒に逆流してしまい、のどの奥や食道、胃の上部に不快感をもたらす状態のことを指します。
嘔吐の前触れとして現れることもあります。
通常、食べ物は口から食道、胃、十二指腸というように、一方向で流れていきます。
ところが、何らかの原因によって、胃の消化活動が低下すると、胃に食べ物が残ってしまい、むかつきの症状が現れることがあります。
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