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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
季節の変わり目や内外の温度差が大きい環境で、咳やクシャミ、鼻水などの症状がでるなど、原因不明の風邪のような症状が出たら、「寒暖差アレルギー」かもしれません。
まだ聞きなれないコトバかもしれませんが、どのような病気なのか解説をします。
寒暖差アレルギーとは
急激な温度変化が原因となって、風邪やアレルギーのような症状 ―― 鼻水・鼻づまり・クシャミなど ―― が出る場合、寒暖差アレルギーの可能性があります。
かつては外気の温度差が激しいときに患者が増えたといわれます。
春先や秋の終わりに該当するので、症状からも、花粉症と間違えられることもあったようです。今では、これに加えて真夏や真冬の冷房や暖房による、屋内外の温度差も寒暖差アレルギーを引き起こす誘因となっています。
専門的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれることもあります。
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