気づきにくく、誤解されやすい… 大人にも多い「ADHD」

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気づきにくく、誤解されやすい… 大人にも多い「ADHD」

公開日時

 
執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
医療監修:株式会社とらうべ
 
 
ADHD(注意欠如・多動性障害)は発達障害のひとつで、アスペルガー症候群学習障害ともに、その多くは知的障害をともないません。
 
ADHDは大人の患者数も多いといわれながらも、近年まで病気や障害とは理解されませんでした。
 
「変な人」や「空気を読めない人」、「だらしない人」など未成熟な人という誤解を受けやすく、生きづらい思いをしていたでしょう。
 
この機会に、ADHDという障害について、ご一緒に理解を深めてみませんか。
 

 

発達障害の基準とADHDの特徴

 
生まれつきの脳機能のアンバランスな発達と、それによって生じる人とのコミュニケーションや社会生活の困難さが発達障害の基準となっています。
 
現在では知的障害とは区別されていて、「自閉スペクトラム症」「学習障害」「注意欠如・多動性障害」に大きく分類されています。
 
ADHDには3つの基本症状があります。
 
「不注意(注意欠如)」「多動性」「衝動性」です。
 
次項より順にみていきましょう。
 
 

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