(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:伊坂 八重(メンタルヘルスライター)
医療監修:株式会社とらうべ
昨年、アイドルグループ「Sexy Zone」の松島聡さんが突発性パニック障害であることを公表し、芸能活動の休止を発表したことは記憶に新しいのではないでしょうか。
若い世代に多いといわれるパニック障害。
近年増加傾向と指摘されていますが、背景にはどのような理由があるのでしょうか。
パニック障害の症状
「パニック障害」という名前は、多くの方が耳にしたことがあるものと思います。
発症すると、これといったきっかけもなく、突然に動悸や呼吸困難、胸痛、めまい、吐き気などの症状が出て、死の恐怖や不安感に襲われるパニック発作を繰り返します。
そして、このような発作の経験を重ねることで「あの発作がまた起こるのではないか」という不安に襲われます(予期不安)。
さらに、発作が起こりそうな場所を避けるようになる回避行動(広場恐怖)の形成が見られることもあります。
パニック障害は男性よりも女性の方が発症しやすく、とくに20~30代の女性に多いとされています。
スポンサーリンク