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40代の閉経と月経不順、不正出血 :閉経はなぜ起こるのか
まず、年齢を重ねることで卵巣の機能が低下し、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が減ることで起こります。
一般的には、20代から30代くらいまでは、卵巣の重さは14gくらいあるといわれています。しかし40代になると急に重さが減り、50歳代くらいでは、数グラムになってしまいます。
妊娠やピル(経口避妊薬)などで一時的に排卵しない時期もありますが、閉経年齢を遅らせることは困難で、40代になると、いずれ卵子を作りだす力のある原始卵胞の数が急に減少してきます。こうなると、これまでのように定期的な排卵はみられなくなり、その結果、月経が止まる=閉経すると考えられています。
40代の閉経と月経不順、不正出血 :月経不順とは?
40代には「閉経期」と呼ばれる時期があります。これは、最終生理(月経)前の数年間から、最終生理(月経)後1年間、つまり閉経が確定するまでの時期です。この間は、特に生理(月経)不順が見られる時期です。
一般的には、40代前後(30代後半から40代前半ごろ)から、徐々に生理(月経)の期間が短くなり、生理(月経)の期間も短くなります。
それに合わせて、1回の生理(月経)での出血量も減ってきます。そして40代半ばから40代後半ごろになると、徐々に生理(月経)周期が長くなり(2~3か月に1度くらいの頻度)、生理(月経)の期間も長くなります。これが1~数年続き、やがて生理(月経)がなくなります。
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