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花粉症とオイル の関係を知っていると、辛い時期も少しは楽に乗りきれるかもしれません。ここでは、オイルの効能をご紹介します。
花粉症とオイル :摂取オイルのバランスを整えると体内環境を調整できる!?
α-リノレン酸を補給しましょう。
α-リノレン酸は必須脂肪酸のひとつで、身体の中では合成できない栄養素です。日々の食事から摂取する必要があります。
多価不飽和脂肪酸α-リノレン酸は、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に変換されます。これは青魚に多く含まれる栄養素として知られていますが、肉類や乳製品が多い食生活の場合は不足しがちですね。
厚生労働省は「日本人の食事摂取基準(2015年版)」中の「脂肪酸の食事摂取基準」において、年齢や性別によって摂取量が多少異なるものの、α-リノレン酸などオメガ3系(n-3)脂肪酸と、リノール酸などオメガ6系(n-6)脂肪酸の理想の摂取バランスをおおよそ1:4としています。
ところが、現在の一般的な食生活では、オメガ6系脂肪酸の摂取量が多く、オメガ3系脂肪酸が不足しやすい傾向にあるようです。リノール酸などのオメガ6系脂肪酸の過剰摂取がアレルギー疾患に影響を与えているともいわれています。このオイルバランスを整えることで、体内の生理機能が調整され、アレルギー体質の改善につながり、症状の緩和に役立つとされています。
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