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ソロ男 :「生涯結婚しない男性」は300万人以上という説も
少し前まで世間で取り上げられていたのは、圧倒的に未婚の女性。つまり「おひとりさま」ですね。「仕事をしていて収入もあるけど未婚で、趣味や自分磨きのためにお金を使う女性」という存在がクローズアップされていました。
ところが最近、おひとりさまよりも ソロ男 が注目されるようになっています。それはなぜかというと…その理由はふたつあります。
ひとつめの理由はずばり、「 ソロ男 の人数の多さ」。現代の日本では、実はおひとりさまよりも ソロ男 のほうが断然人数が多いのです。
国立社会保障・人口問題研究所の調査によれば、2010年の「女性の生涯未婚率」は約10パーセント。これに対して「男性の生涯未婚率」は何と約20%にのぼります。
20年後にはさらに増え、「生涯結婚しない男性」は全体の3割近くになるだろうと予測されています。
「 ソロ男 」は「おひとりさま」よりお金を使っている
ふたつめに注目されているのが「 ソロ男 が使うお金の多さ」。意外かもしれませんが、女性であるおひとりさまより、ソロ男のほうがお金を多く使う傾向があるのです。
少し前の、総務省の家計調査の報告を見てみましょう。
単身世帯の1か月・ひとり当たりの消費支出実額(平成25年)
単身男性180,342円>単身女性170,219円
つまり、「おひとりさまよりもソロ男のほうがひと月あたり1万円多くお金を使った」ということになりますね。エンゲル係数(消費支出に占める食費の割合)も同様に調査されていますが、こちらもやはりソロ男のほうが高い数値を示しています。
ちなみにこの傾向は平成25年だけのものではありません。ここ数年わたって同じような調査結果が出ています。
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