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恥ずかしい? 奨学金 を借りるのは当たり前の時代
日本学生支援機構の 奨学金 は最も利用されている奨学金です。
大学生の3人に1人が利用しています。私立大学の場合、入学後の学費(月額)は文科系で8万円、理科系で11万円、芸術系で13万円程度かかります。
奨学金 という借金を子どもに負わせることの是非は別として、この学費を見ればわかる通り、 奨学金 を借りずに進学するのが難しいのが現状です。
少しでも 奨学金 を利用する可能性があるのであれば、進学前の春に予約しておきましょう。予約しておけば、いざとういとき慌てずにすみます。
知らないと絶対に損をする! 予約メリット
奨学金 の申し込み方法には、進学前に申し込む「予約採用」と進学後に申し込む「在学採用」があります。
「在学採用」は、学校ごとに採用人数が決まっているに対して、「予約採用」は全国平等に実施されるので、有利子の第二種奨学金であればほぼ全員が採用されます。
一方、第二種 奨学金 より採用基準が厳しい無利子の第一種 奨学金 は狭き門です。よく受ける質問に
「第一種の申込み基準を満たしているが、採用されなかったら第二種を申し込めるか?」
という質問があります。
この場合、 奨学金 申込種類の選択の項目の中に、
「第一種 奨学金 を希望するが、不採用の場合は第二種 奨学金 を希望します」
がありますので、これを選択します。
ただし、
「第一種のみを希望します」もありますので、この選択肢は選ばないように留意してください。
なお、第一種 奨学金 が不採用でも在学採用でもう一度チャンスがあります。
春に予約をすると10月頃には結果が通知されます。採用が決定されれば、「採用候補者」となり、進学後に「進学届」を提出することで正式に奨学生になります。
奨学金を辞退したい場合は、「進学届」を提出しなければよいだけです。この点はメリットでもあり留意点です。
「予約採用」の申し込みは、在学する高校または卒業後2年以内であれば出身校を通して高校のパソコンなどを使って生徒自身が入力して行います。
高校は 奨学金 申し込みの窓口にすぎませんので、生徒自身が積極的に説明会に参加するなどのアクションを起こすことが大切です。
子どもに説明会に参加するように促してください。なお、説明会や募集の時期は高校により異なりますので確認しましょう。
奨学金 を申し込むときに、 奨学金 の種類、借りる月額、保証制度、利率などを選択しなければなりません。
これらの項目は、「進学届」を提出するときに変更できますので、決められないという理由で申し込みを諦めないように留意しましょう。志望校が決まっていなくてもOKです。
なお、「採用候補者」になっても、進学先が奨学金の対象となっていない場合は 奨学金 を受給できませんので、事前に確認しておきましょう。
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