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奨学金 をノープランで借りる悲劇
奨学金 は子どもの借金です。保護者の経済状況に関係なく利用することができます。
借りやすい反面、安易に利用して何となく進学すると、学業についていけず退学せざるを得なくなったり、卒業できても就職できないといった可能性が高まるでしょう。
返済ができないと、クレジットカードやローンが組めなくなり、最悪、自己破産してしまいます。
「子どもには好きなことをさせたい」
と思うのが親心ですが、 奨学金 を借りる場合は、進学の意義、卒業後の進路について子どもとじっくり話し合い進学先を決めることが重要です。
奨学金 を借りる場合は、アルバイトを前提に借りる額を決めるのも問題です。アルバイトのために学業がおろそかになり、留年したり、就職できなくなったら本末転倒です。
借りる額を少なくしたいのならば夜間部を検討してみたらいかがでしょうか。
<執筆者プロフィール>
新美昌也(にいみ・まさや)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)/1級ファイナンシャル・プランニング技能士。1986年、中央大学法学部法律学科卒業。2004年独立。得意分野はライフプランニング。
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