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子ども保険 計算方法は意外と簡単
子ども保険 のお得度の計算方法は、意外と簡単です。毎月の払込保険料×12ヶ月×保険加入期間で総払込保険料(=積立元本)が求められます。この総払込保険料に対して満期で受け取る金額を比較して多く戻ってくればくるほど“お得!”と言えます。
例えば、毎月の保険料1万円 0歳~18歳までの契約 18歳時の満期金230万円と仮定した場合の計算は、
1万円×12ヶ月×18年=216万円
230万円-216万円=14万円…お得!
となります。これを積立利率で計算すると利率0.866%で積み立てたことになります。つまり、18年間で14万円増えるという結果だけをみるといかにも「得した!」ように見えますが、実のところ意外と利率は高くありません。平成27年時点で販売されている 子ども保険 の保険料を試算したところ、積立利率は0.517%程度でした。保険会社によっては、いわゆる元本割れもありますので注意しましょう。
子ども保険 忘れてはいけないこと
もう1点注意するのは、 子ども保険 は長期の固定金利商品ということです。契約時の利率が最後まで適用されるため、将来金利の上昇局面が訪れたとしても、この保険契約は契約時点の低金利を甘んじて容認するしかありません。
しかし、 子ども保険 が劣っている訳ではありません。預金したとしても現状の利率は魅力的といえる訳ではありません。
何より預金で準備をしようとしても途中で使ってしまう懸念は拭えません。その意味では、 子ども保険 であれば途中で引き出せない状態になっているため、確実に貯まめることが出来るでしょう。
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