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貯蓄の方法 :使った残りのお金を貯めようとしない
夫婦で収入を得たとしても、収入の増加分を使ってしまうのは、いとも簡単でしょう。貯めようという意思だけでは、なかなかお金はたまらないのが常です。
先日30歳台のご夫婦からこのような相談がありました。
「お金が思うように貯められず、将来が不安です」というものでした。
話を聞いてみると「欲しいモノは、欲しいときに、カードで買う」というスタンスでした。これは、お金を散々使ったあとお金を貯めようとしても、そもそもお金が残らない仕組みになっているといわざるを得ません。
貯蓄の方法 :お金を残す正しい仕組みをしろう
・お金を残せない仕組み
収入→支出→返済→貯蓄
・お金を残すための仕組み
収入→貯蓄→返済→支出
収入を得たら無理のない範囲で定額の積立を実行します。職場に給与天引きの社内預金や財形貯蓄制度があればそれを利用しましょう。
これらの制度が無い場合には、給与の振込口座に自動引き落としの積立定期預金をセットして、給与が振り込まれる翌日くらいには引き落とされるようにするもの方法です。
いつでも出せるお金(普通預金)と残すお金(財形貯蓄・定期預金など)を区別することが大切です。要は、あえて一定の手続きをしないとお金が引き出せない状態、つまり「出しにくくする」ことがお金を貯めるコツです。
積み立てる金額に関しては、ここで無理をしてしまうと家計が不足しがちになり、せっかく貯めたお金を取り崩してしまうことで、結局いつまでたってもお金が積みあがらない癖が身についてしまいます。くれぐれも無理のない金額からスタートさせましょう。
次にローンなどの返済を済ませます。そして残ったお金の範囲内で生活をする習慣を身につけることができれば、お金は残ります。とは言っても、予想外の支出は避けられません。
また、予算オーバーといった事態もよく目にする光景です。
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