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育児中に気づく毒親 :親としての適切な振る舞い方がわからない
大人になって結婚し、子供ができた。自分の幼少期のことを思って不安になり、頑張らなければとアキコさんは思いました。わが子が自分のような欠陥人間にしてはいけないと思い、子育ての本を読み漁り、書いてあることを実行しようとしました。しかし、本によって主張が違い、時には正反対のことが書いてあることさえあます。アキコさんは何が正しいのか判断がつかず、パニックになることもありました。本当に些細なことですら、「正解」がわかりません。休日は子供とどのように過ごせばいいのかわからない。一緒に遊んだほうがいいとは思うけれど、具体的に何をすればいいのか、してはいけないのか……。混乱のあまり、「お母さんなんかいないほうがいいんだよね」と子供に対して叫んでしまいそうになることが、度々ありました。
育児中に気づく毒親 :話を聞いてくれる人に出会う
アキコさんは、「これが、私が目指した子育てだろうか?」と悩みました。自分は親のようにはならないとあれほど強く思っていたのに、結果的に親と同じことをしているのではないか? という疑念が湧き上がってきます。少し前までは相談できる人もおらず、一人で心を傷めていました。いま、アキコさんには話を聞いてくれる人がいます。そして、たくさんの話をする中で、自分が頑なになり過ぎていたことに気づきました。もっと柔軟に考えればいいんだ、と。いまは、柔らかくなろうと取り組んでいるところです。
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