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ここでは 子どものお金の管理 についてご紹介します。
平成22年度「子どものくらしとお金に関する調査」(金融広報中央委員会)によると、おこづかいの使い方に関して、中学生、高校生とも「おやつなどの飲食物」(1位)「友達との外食・軽食代」(2位)が上位を占めています。
文房具など学校で必要なものは中学生では4位、高校生では7位となっています。
一般に子どもはおこづかいで欲しいもの(ウォンツ)を買い、学校で使う文房具など必要なもの(ニーズ)は親が買い与えるというご家庭が多いのではないでしょうか。
しかし、これでは、お金の上手な使い方は身に付きません。子どもに上手なお金の使い方を教える簡単な方法をアドバイスします。
子どものお金の管理 (1)
おこづかいの内容と金額を見なおす
まず、こどもの成長に合わせておこづかいの内容と金額を見直しましょう。
今まで親が負担していたものの中から、話し合いで項目と予算を決めて子どものおこづかいに含めます。それぞれの項目に予算を決めて渡すというのがポイントです。
たとえば、携帯電話の料金を使いすぎると、その分、他の使途に影響がでますので、考えて使うようになります。
また、洋服代や理容代などは月割りにして毎月のこづかいに含めます。そうすれば、数か月先のことまで考えてお金を使うことを学びます。
中には、欲しいもの(ウォンツ)でおこづかいを使い果たし、必要なもの(ニーズ)を買えなくなって手痛い思いをする子どももいると思いますが、このような失敗の体験を繰り返してお金のやりくりを学んでいくことが重要なのです。
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