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パーキンソン症候群の基礎知識 について確認しておきましょう。
昨年6月に出演した番組をみていた視聴者から指摘があり、俳優の加藤茶さんは病院受診、パーキンソン症候群だとわかったそうです。パーキンソン症候群は「パーキンソン病に似たような症状」の総称です。脳全体の機能障害、一酸化炭素中毒やマンガン中毒などの脳障害、薬剤による副作用などが原因に挙げられます。
パーキンソン症候群を理解するには「パーキンソン病」の理解が不可避ですので、パーキンソン病についてご紹介します。この病気自体の原因は不明ですが、中脳に異常がみられ、ドーパミンの産生が減っているために特徴ある症状がでるので、発見されます。ドーパミンは、快感を伝達する神経に働く脳内ホルモンの1つです。
人口10万人に対して120~150人程度の割合で発病しています。発症15年までの生存率は一般人口と変わりませんが、17年以降は低下しています。
パーキンソン病の有名人
過去にもたくさんの有名人がパーキンソン病と戦っています。
ボクサーのモハメド・アリ、芸術家の岡本太郎、作家の三浦綾子や江戸川乱歩、俳優のキャサリーン・ヘプバーンなどの方々です。特にアメリカの俳優マイケル・J・フォックスは、30歳の若さで発病しましたが、研究助成活動のために「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団」を作り、パーキンソン病の人たちを勇気づけてます。
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