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タリウムの危険性と応急処置 : 硫酸タリウムによる症状
摂取してから1~2日後に、さまざまな症状が出てきます。
少量摂取だと、嘔気、おう吐、食欲不振、上腹部痛、感覚障害、筋力低下、振戦、下肢の疼痛などがあり、短期に大量のタリウムを摂取すると、おう吐、下痢、さらに神経系・肺、心臓・肝臓・腎臓・への影響がでてくるのです。
タリウムの危険性と応急処置 : もっとも目立つのは、脱毛・吐き気・幻覚のほか、失明や呼吸麻痺による死亡
タリウム中毒で最も特徴のある症状は、脱毛です。通常2週間程度で現れますが、大量摂取時には、5日目位でみられることもあります。
さらに、3週間経ってから、頭痛、吐き気、幻覚などの症状のほかに、失明や呼吸麻痺による死亡も起こります。
また、慢性中毒症状としては、脱力感、手足の痛み、脱毛などがあります。
ちなみに、硫酸タリウムの致死量は1gです。
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