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タリウムの危険性と応急処置 : 応急処置
もし目に入ってしまったら、直ちに多量の水で、15分以上洗い流し、すぐに医師の手当てを受けてください。
皮膚に着いた場合は、多量の水と石鹸で洗います。炎症などの症状が出た場合は、医師の手当てを受けてください。
吸入した場合は、新鮮な空気の場所で安静保温してください。これも、直ちに医師の手当てを受ける必要があります。
誤飲した場合は、多量の水または食塩水を飲ませて吐かせます。そして、直ちに医師の手当てを受けます。治療としては、まず胃洗浄や下剤を使って身体から出します。
タリウムの危険性と応急処置 : 診断・検査の方法
タリウムは放射線に不透過なので、腹部X腺撮影により確認できます。
また、尿や便を採取して、タリウムの定量検査ができます。
これらの検査の結果、診断としては、毛根部黒色色素沈着、脱毛、低カリウム血症、白血球増多症、血小板減少症が認められます。
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