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タリウムの危険性と応急処置 : もしも取り扱うときには…
取り扱うときには、目や皮膚、衣服に触れないように、適切な保護具を着用する必要があります。漏れたり、あふれたり、飛散しないようにします。
容器を転倒させたり、落下、衝撃を加えるなど粗暴な扱いをしないようにしましょう。
作業後には、手洗い、うがいを励行してください。
容器は、直射日光を避け、冷暗所に貯蔵し、密閉して、空気との接触を避けます。
今回の事件からリアルにみえてきた、タリウムが人体に起こす影響とその危険性。このような使われ方がされないことを心から祈っています。
<執筆者プロフィール>
南部洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師 株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー。
<監修>
坂本 忍(医学博士)
公認スポーツドクター(日本オリンピック委員会強化スタッフ)
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