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日本でも密かな「 おひとりさま 宣言 」をする女性が続々
さて、冒頭でも触れたように、日本でもおひとりさまが増え続けていることがよく取り上げられていますよね。少し前のデータになりますが、総務省統計局が発表した平成17年国勢調査データによると、30~34歳の女性のうち、実に32.6%が独身で、さらにそのうちの22.2%は生涯独身だろうと予想されています。
セルフ・ウエディングとまでは行きませんが、日本のおひとりさまたちも、決意の表れとして密かに思い切った行動に出ることは少なくないようです。
・「個人年金の積み立てを始めました。がんばって婚活した時期もあったんですが、何だか疲れてしまって。いっそ独身でいいやと思っています」。
・「マネープランを見直しました。人間関係も着実に広げています」
・「せめて雨露しのげるところを確保しておこうと思って、小さなワンルームマンションを買いました」
おひとりさま 宣言 :「結婚しないのは不自然」という考え方はもう不自然
「生涯独身のまま過ごす男女」は、世界的にも増え続けています。ですから「おひとりさまの増加」は日本のみならず、世界レベルでの時代の変化だといえます。にもかかわらず、日本では「一生独身でいるのは不自然」「生涯結婚しないなんて不幸」という見方がまだまだ根強いですよね。
多くの場合、独身の人は好きこのんで最初から独身でいるわけではありません。「結婚したかったけど機会に恵まれなかった」「やむを得ず独身」というケースが多いのが実情です。
それでも彼女たちはさまざまな事情に負けることなく、自分の人生設計を地道に考えています。そういった「決意あるおひとりさまたち」が肩身の狭い思いをしているとしたら、それは嘆かわしいことです。
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