(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
子育てのリアリティ
でもですね、僕のモテる知人もモテない知人も「子供?俺には縁のない話さ」とニヒルに言ってた知人たちが、40近くなって急に子供ができたりしてますし、そうなってから急に「子供、可愛い可愛い」になって手のひらを返すのは、なんというか、こう…人としてのポリシーがなさすぎるじゃないですか。
ですので、若くしてベビーカー批判をしていた方は、多少は「自分に子供できたパターン」も想定してから、批判すべきかどうか決めていただきたいのです。
でも、たぶん批判している急先鋒は、僕の同世代と、子育てが終わったような50~60代のオジサンなのではないかと睨んでおります。
50~60代の人は、赤ちゃん関連の子育ての苦労やリアリティを忘れているので「俺たちの世代はもっと苦労した」的な論調を駆使し、基本、町の赤ちゃんやベビーカーに冷たいと感じていますよ。
とにかく、気を付けていないと、その時々の自分の年代や境遇だけを基準に、それ以外を攻撃してしまうので、もうちょっとだけ先のことや、立場が変わった時のことを見越して自分のスタンスを「どっちつかず」の柔らかめの表現で表明したほうがいいと思うのです。そして、ネットで面白動物gif的な動画を観て、ほがらかな気持ちで、過ごせばいいと思うのですよ。
<執筆者プロフィール>
福満しげゆき
二児の父。妻、ずんぐりむっくりしているが美人。工業高校中退。定時制高校卒業。高校1年生を3回やって、高校に6年間通う。
マンガ『うちの妻ってどうでしょう?(双葉社)』最新7巻、『中2の男子と第6感(講談社)』1巻が発売中。
スポンサーリンク