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汗の対処法 :ホットフラッシュ(更年期障害)は下半身を温める
40代以降で、顔面のほてり・のぼせと異常な量の汗をかくようなら更年期障害特有のホットフラッシュが疑われます。ホットフラッシュは、女性ホルモンのエストロゲンの減少とゴナドトロピンの増加が引き起こす血管運動神経障害の一つで、ある種の冷えといえます。
上半身に多量の汗をかき、反対に下半身が冷えるのが特徴です。
ホットフラッシュに対して婦人科では、血の巡りをよくして冷えを解消する加味逍遥散(かみしょうようさん)を処方するのが一般的ですが、飲み薬とパッチを使って女性ホルモンを補うホルモン補充療法の方が有効であるとする考え方もあります。
顔汗が健康問題に発展するケースは少ないでしょう。ただし、汗の量があまりにも多い、眠れない、頭が痛い、常に疲れている、といった症状をともなうときは医療機関を受診し、背景に疾患がないかどうかを確かめておくのがよさそうです。
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