(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
自分にあった運動から
さきほども書きましたが、サウナや岩盤浴で一気にどっと汗をかくのではなく、運動をして身体が温まって内側からじんわりにじみでるような感覚の汗が、肌の活性化と乾燥を防ぐポイントです。
ただし、普段運動をしていない人が、激しい運動をしても疲れてしまい長続きしません。ウオーキングやランニングなど、毎日少しずつでも続けられ、じっくり効いてきそうな運動からスタートすることがおすすめです。
汗をかいたらこまめなケアが大切!
じんわりでも汗をかいたら、すぐに吸水性のよいタオルでふき取ることが大切です。肌をこすってしまうとせっかくできた皮脂バリアを壊してしまうことになりますので、こすらずトントンと押さえるように拭きます。
肌の汗を放置していると、ミネラル分や老廃物でかえって細菌が繁殖しやすくなります。
また運動中はこまめに水分補給をしましょう。ミネラル分の入ったスポーツドリングがおすすめです。運動をして汗をかいているときは、体内は常に水分不足状態です。脱水症状を起こすことがあるため、夏場はとくに「のどが渇いたな」と感じる前に、早めの補給が必要です。
南部 洋子(なんぶ ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師
株式会社 とらうべ 社長
国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立
タッチケアシニアトレーナー
監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)
スポンサーリンク