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働き盛りの喀血 :救急車を呼ぶ場合
手のひらいっぱい以上の血を吐いた場合は、速やかに救急車を呼ぶ必要があります。本人や吐いた血の状態をよく観察して、救急隊員の質問に答えましょう。吐いた血液の量が少ない場合も、やはり病院を受診します。特に、顔色が蒼白になっていたり意識障害があったりする場合は危険です。呼吸や意識の状態も確認して、医師に伝えることも大切です。吐血ならば消化器内科、喀血ならば呼吸器科が専門ですが、どちらかわからない場合は総合病院で受診科を相談してください。
執筆:南部洋子(看護師)
監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)
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