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赤ちゃんの肺炎の症状と治療
月齢の低い赤ちゃんは、体温調節や呼吸機能が十分でないので、肺炎にかかっても高熱や咳がはっきり出にくい場合があります。機嫌、顔色、哺乳の仕方、呼吸など、いつもと違っていないか、お母さんはよく観察してください。気になったら早めに受診して悪化させないようにしましょう。
赤ちゃんは呼吸困難や脱水症を起こしやすいので、入院して点滴などをしながら治療を続けるのが基本です。自宅で看護する場合は、室内の室温と湿度を一定に保って、寝かせる時は呼吸がしやすいように、上体をやや高めにするといいでしょう。お乳や経口補水液などでこまめに水分補給をすることも大切です。離乳食を始めている子は、食欲が出てきたらのどごしのいいものを食べさせましょう。
執筆:南部洋子(助産師)
監修:三原武彦医師(小児科医、三原クリニック理事長、みはら子育て支援センター長)
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