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執筆:稲本晶子(Mocosuku編集部、栄養士)
ゆでたまごの殻をむくとき、半透明の薄い膜が剥がれず綺麗にむけない!という経験ありますよね。
よくよく考えてみると、薄い膜はなんのためにあるのでしょうか。ニワトリは卵を産んだら、哺乳類のへその緒のように栄養を運ぶつながりがありません。
じつは卵の内側にあるわずか0.07mmの薄い膜「卵殻膜」がヒヨコに育つ理由なのです。
そしてその卵殻膜の研究をすすめたところ、美容に良いことがわかりました。
どのように使うのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
卵殻膜に隠れた美容成分
冷蔵庫を開けると、視界の中に入ってくる「卵」。TKG(たまごかけごはん)や温泉たまご、卵焼きなど日本の食卓には欠かせない食材ですね。
ところが、たまごを割ったら、殻はすぐに捨ててしまいます。実は卵の内側に張り付いている、0.07mmの薄い膜「 卵殻膜 」には、ヒトの肌や髪に近いアミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが含まれているのです。
そしてコラーゲンとヒアルロン酸を同時に含有している素材は、自然界に唯一、卵殻膜だけなのです。
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