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男性更年期障害の原因はテストステロンの減少
テストステロンは、性欲を高める、身体をたくましくする、ひげを生やす、決断力をつけるなど、心身を活性化して男らしさを発揮する働きをするホルモンです。血管内皮を再生して動脈硬化を防ぎ、脂質代謝を活発にして肥満を防止する働きを持っています。
男性の場合、テストステロンは主に精巣で産生されます。分泌量は20代にピークを迎え、加齢とともに徐々に減少していきます。
テストステロンの分泌が減少することによって、さまざまな不調が発生します。それが男性更年期障害の正体です。
男性更年期障害の症状
男性更年期障害というのは俗称で、正式な病名は「加齢男性性腺機能低下症候群」(LOH症候群)といいます。
身体症状は、骨・関節・筋肉の痛み、発汗、ほてり、睡眠障害、記憶・集中力の低下、肉体的消耗感などです。
精神症状は、抑うつ、落胆、苛立ち、不安、神経過敏、生気消失、倦怠感などで、些細なことでイライラしたりすることが多くなります。ほかに、不眠や集中力の低下、記憶力の低下、性欲の減退、勃起障害などの症状も起こります。
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