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外耳道炎を防ぐには耳掃除
外耳道炎は耳に水が入ることで引き起こされますが、問題なのは水そのものではなく、耳のよごれです。たまった耳垢が水にぬれると細菌が繁殖しやすくなります。プールに入る1週間程まえに耳掃除をして、耳の中を清潔にしておけば外耳道炎にかかりにくくなります。
正しい水の抜き方
耳にたまった水が気になって、綿棒などでこすりすぎると外耳道が傷つき、炎症を起こしやすいので注意しましょう。耳の中を傷つけずに水を抜くには、外耳道の傾斜を上手く利用するのがポイントです。
やり方は、まず、仰向けに寝転がって「あ~う~あ~う~」と口を開閉します。その後1~2分じっとした後、ゆっくりと頭を転がして、水を出したい方の耳を下にしていきます。外耳道の傾斜がちょうど良い位置にくると勝手に水が流れ出ます。寝転がってゴロゴロしてるだけでも構いません。
子どもがプールに行く機会が増え、耳のトラブルが気になるという人は、まずは、子どもの耳の中を清潔にするところから始めてください。耳の中に入った水はそれほど気にする必要はありませんが、カゼをひいていると中耳炎になりやすいので注意しましょう。耳掃除をするとき、耳の中の水を抜くときは、くれぐれも強くこすって外耳道を傷つけてしまわないようにしましょう。
<参考>
耳に溜まった水の抜き方(サーフィン@マガジン)
http://www.surfersite.com/lesson/nose-ear.html
執筆:斉藤雅幸(Mocosuku編集部)
監修:坂本 忍(医学博士)
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