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女性に多いバセドウ病 とはどのような病気なのでしょうか。
8月7日、水泳世界選手権(ロシア・カザニ)の女子200メートルバタフライで星奈津美選手が金メダルを獲得。女子200メートルバタフライにおいて、五輪、世界選手権を通じて日本人初の金メダルとなりました。
星選手はバセドウ病を患っていたことを公表していました。バセドウ病は20代~30代の若い女性に多く発症する甲状腺疾患。自分自身の細胞を攻撃してしまう「自己免疫性疾患」です。ここではバセドウ病について確認しておきましょう。
「美人病」ともいわれるバセドウ病
バセドウ病は、甲状腺機能が亢進して過剰に甲状腺ホルモンを作る病気です。男性1に対して、女性は4の割合で発症するといわれています。甲状腺ホルモンが過剰に作られると代謝が活発になり、「食べているのに痩せる」という状態になります。精神面ではどちらかというと高揚し、意欲的で活発な反面、イライラしやすくなります。このような特徴を持つ女性がしばしば魅力的に見えるためでしょうか、バセドウ病は「美人病」とも呼ばれていました。
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