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執筆:南部 洋子(看護師、助産師、タッチケア公認講師)
監修:太田 郁子(倉敷平成病院婦人科医長・医学博士・日本子宮内膜症啓発会議実行委員)
婦人科で多い相談事 は何だと思いますか?
暑い時期は、汗による蒸れなどで、生理に悩みをもつ女性も多いことでしょう。マリンレジャーや旅行を予定していると、「生理がきたら困る!」と思うこともあると思います。
こうした悩みを医師に相談したくても、「婦人科受診」はハードルが高い…。
健康診断で婦人科検診は毎年受けているけれど、いざ自分で婦人科を受診しようと思ったら、どうやって受診したらいいのかためらうことも多いはず。また、症状や相談内容によっては、「いいのかな」と迷ったり…。
ここでは、みんながどんな理由で婦人科を受診しているのか、また、様々な場面で助けてくれる女性のミカタ「婦人科受診」のススメについてお話ししましょう。
「婦人科」といってもいろいろあるけど、どこへいけばいい?
婦人科には、「産婦人科」、「産科」、「婦人科」、「女性外来」、「レディースクリニック」など、いろいろな診療科や名称があります。
産科はその名の通り出産を中心にしているところなので、入院施設などを完備しているでしょう。産婦人科は、妊婦さんも診ますし、婦人科の病気なども診ます、という科です。
婦人科だけの場合は、主に妊婦さんよりも女性の身体に力を入れています。
ただ、最近は施設名につく診療科・名称によらず、幅広い年代の女性の身体の変化や疾患に対応するクリニックが多くあります。
事前にホームページなどを見ると、そのクリニックのことがよくわかります。行く前に、電話で問い合わせてみるのもいいでしょう。
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