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 恋愛パラドックス ：「好きになった人には好かれない」は人類の宿命！？

 

このように女性は男性の条件を譲れないので、特定の男性が複数の女性から愛されてしまいます。
こうして女性の「好きになった人には好かれない」が起こります。
 
さらに男性は自分が好かれているかどうかに関係なく目の前の女性に全力になれてしまいます。
女性にしてみれば「どうでもいい人に好かれる」という状態が起こります。
 
恋愛パラドックスは恋愛についての男女の本能の違いが引き起こす人類の宿命とも言える悲劇だったのです。

 
 

 恋愛パラドックス ：「婚活迷子」がやっておくべきこと

 

婚活迷子という言葉がありますが、迷子の女性の多くはこのパラドックにはまっているようです。
人類の宿命を悲劇にしないためには女性にも男性にも努力が必要です。
 
男性が絶対にやっていけないことは、「俺はこういう奴なんだ！」と、そのままの自分を好きになって欲しいと思うことです。
女性が憧れる男性像をリサーチして、その通りにはいかないまでも少しでも近づけるように努力してください。

 

女性は目の前の男性の素敵なところが目に入らない人も多いようです。
恋い焦がれた男性でなければ…というお気持ちはわかりますが、焦れるあまり全力であなたを大切にしようとする男性を逃しているかもしれません。
 
身の回りの男性を見直してみるとそこに幸せが見つかるかもしれませんよ。
ぜひ、試してみてください。

 
 
 

 

＜執筆者プロフィール＞
杉山崇
神奈川大学人間科学部/大学院人間科学研究科　教授
心理相談センター所長・教育支援センター副所長
臨床心理士・一級キャリアコンサルティング技能士
公益社団法人日本心理学会代議員
主な著書
好評発売中『入門！産業社会心理学』（北樹出版）
2015年9月『読むだけで、人づきあいがうまくなる（仮）』（サンマーク出版）発売予定。
公式サイトはこちら⇒　http://www.sugys-lab.com/

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