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日本生命が三井生命を買収する方向で最終調整に入っているというニュースが入ってきました。三井生命の保険に加入していた人は、この先どうなるかが心配なところ。昨今は、大手の金融機関といえども倒産のリスクがある時代です。もし自分が加入している保険の会社が破綻したり別の会社に吸収されたりした場合、その保険はどうなるのでしょうか？

 

保険には加入者救済の仕組みがある

結論から言うと、保険会社が経営破綻しても契約者を保護する「保険契約者保護機構」という仕組みがあるため、これまで加入していた保険がすべて無駄になるということはありません。ただし、以前の契約内容が100%保障されるわけではなく、補償額や予定利率が下がる可能性はあります。これは生命保険や損害保険、医療保険も同じです。

 

ただし、今回の日本生命による三井生命買収は、また別の話です。三井生命は単に買収によって日本生命の子会社となっただけであり、経営破綻したわけではありません。従って、従来の保険は変わることなく継続されるはずです。もちろん、保険契約者保護機構の出る幕はありません。

 

三井生命の保険の加入者の中には、同社が買収されたことによって保険の内容が変わったり契約が無効になったりするのではないかと心配になった人もいるでしょう。しかし、上記のとおりその心配はありません。

 

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