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青年期の反抗期:社会性への距離
さらに第2次反抗期の最大の特徴は、社会との距離ということでしょう。
単に「個人」「家庭人」としてだけでなく、「学校人」「地域人」「職場人」として、その属する集団、準拠する集団の数だけ、「その集団で自立すること」が課題となり、悩んだりすることも多くなります。
自分なりの方法で自立していくために
反抗期自体の課題は「自立」することです。
本人にとって制約や束縛と感じたものから自由になろうとすることです。そのプロセスのなかで自立のための方法を発見していきます。
自分なりの方法を発見して、安定したものにしていく時期は、一つ先の成人期の主な課題となります。
青年期は、どちらかといえば、制約や束縛からの「解放」にエネルギーを使う時期であります。第2次反抗期はこうして、批判者やアウトサイダーとしてのアイデンティティを形成しやすくなるのです。
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