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 骨折の種類 ：早期からのリハビリテーション

 

リハビリの開始はできるだけ早く、というのが現在の考え方です。スポーツ選手であればなおさらのこと、骨が完全に修復してから運動を始めたのでは遅すぎます。足の骨折の場合、上半身のトレーニング、骨折していない側の足のトレーニングをすぐに開始します。また、骨折している側の足についても、レントゲンで骨の修復具合を確認しながら、地面に足をついて少しずつ体重をかけていきます。これを「部分荷重」といいます。ある程度の刺激があった方が骨の修復が早いことは先にふれた通りです。

 

超音波骨折治療法や早期からのリハビリを取り入れたとしても、当然のことながら骨の修復には一定の期間が必要です。ショー選手の場合、全治6か月との報道もあります。ケガによる長期離脱はファンにとって非常に残念ではありますが、復帰が危ぶまれる疾患でなかったことは不幸中の幸いといえます。ショー選手の回復と復帰を祈りましょう。

 

執筆：斉藤雅幸（Mocosuku編集部）
監修：坂本　忍（医学博士）

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