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「失神」と「睡眠」の違い:失神の原因特定は難しい
ほとんどの失神は生命に影響のないものですが、繰り返し起こる、失神時にケガをしてしまう、また失神するのではないかと不安になって生活に支障が出ているといった場合は、診断治療が必要です。
一般に、失神が起きる原因としては、起立性低血圧、自律神経による失神、心臓病による失神が挙げられます。脳梗塞や脳出血などのこともあります。ただし、回復した後には何も症状がなく、かつ原因と考えられる疾患が多岐にわたるため、原因を特定することは困難です。
「失神」と「睡眠」の違い:起こりがちな失神の例
ここでは、失神の原因として特に多いもの3つを挙げておきます。疾患などで心当たりがあれば、診断時の参考となるでしょう。
【心臓病による失神】
不整脈や心臓弁膜症などで起こります。早期診断と早期治療が必要です。
【起立性低血圧】
神経疾患、脱水、過労などが原因で、起き上がったり、立ち上がったりした直後に起こります。
【自律神経性の失神】
反射性失神、神経調節性失神、迷走神経性反射による失神で、長時間の起立、精神的興奮、排尿後に起こります。注射や採血で針を刺した際に起こることもあります。
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