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「失神」と「睡眠」の違い :失神時の対処
血圧低下による失神は、上向きに寝かせて膝を立てるようにしてください。心臓に戻る血液が多くなり、血圧が上昇し、1分以内で回復するでしょう。
失神を起こしやすい血管運動(神経)虚弱体質の人は、急に立ち上がることや、立ったままでい続けることを避けるなど、動作に気をつけましょう。失神を起こす前には、前駆症状(冷や汗、視界が暗くなる、顔面蒼白、悪心など)があるはずです。そのような症状のときは、しゃがむ、横になるなどして、転倒時のケガを防止しましょう。
「失神」と「睡眠」の違い :さまざまな失神と似た症状
失神と似たようなものに、「めまい」や「痙攣後意識障害」があります。また脳梗塞の前兆である「一過性脳虚血発作」と混同されることもあります。痙攣後意識障害は、失禁や失便が伴う点が特徴です。また、通常の失神と比較すると回復までに時間がかかります。
てんかんでも失神が起こりますが、てんかん発作にはいろいろなタイプがあり、数十秒間にわたり意識が無くなる状態もあります。
低血糖発作は、糖尿病の治療中で、血糖値のコントロールがうまくいかない時に起こります。集中力がなくなる・眠気が酷い・意識の混濁・おかしな行動・頭痛などの神経脱落症状が出ますので失神とは区別できます。
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