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脊椎カリエスの原因や治療法 :結核菌に感染しても9割は発症しない
結核の感染者の咳には結核菌が含まれています。これを吸い込むことで新たな感染が生じますが、感染しても免疫の働きによって約9割は発症せずに済みます。しかし、中には、感染から数年、数十年を経て、免疫力が下がったのをきっかけに発症するケースもあります。
また、結核の予防接種には、生後5か月~8か月の間に接種する「BCGワクチン」がありますが、現在は任意接種となっており、若い世代の中には接種していない人も多く、結核がしばしば若い世代の間で増える原因のひとつとなっています。
脊椎カリエスの原因は結核菌です。日本において、結核はまだ制圧された病気ではありません。規則正しい生活とバランスの良い食事による免疫力の向上が、感染の防止につながります。
執筆:斉藤雅幸(Mocosuku編集部)
監修:岡本良平医師(東京医科歯科大学名誉教授)
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