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オリンピックイヤーに向けて
ベランダでホタルになることすら難しくなったいま、愛煙家の立場はいよいよ追い詰められたようにも見えます。しかし、それでも諸外国と比べれば、まだ日本はたばこに寛容な国と言われます。
たばこが自動販売機で手軽に買えたり、公共のスペースでも喫煙できたり、自治体が公費で喫煙所を設置したり……。たばこに厳しい国では考えられないことです。
クールジャパンの浸透で外国人観光客の訪日が増え、さらに2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づいている現在。日本は喫煙についてどんなスタンスを持つ国なのか、海外からの関心が高まることが予想されます。日本で暮らす私たちみんなが、改めて考える時期に来ているのかもしれません。
<参考>
●消防庁予防課「ベランダ・バルコニーにおけるたばこ火災の状況を踏まえた注意事項について」http://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2710/t_index.html
<執筆>
●阿佐木ユウ(フリーライター)
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