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赤ちゃんのりんご病 :原因はウィルス!家庭内感染も要注意
りんご病は正式には「伝染性紅班」といい、ヒトパルボウィルスB19が原因の感染症です。
2歳以下の子どもに発症することはほぼありません。4歳以上の子どもに多く、一度感染すると免疫が獲得されるので、何度もかかることはなく、インフルエンザほど、誰もがかかり得るものではありません。
インフルエンザと同じ飛沫感染なので、唾液や鼻水などウィルスを含んだ体液が、咳やくしゃみなどによって飛び散ることで感染します。もしくは、接触感染で感染源の体液に直接触れたり、食器などを介して感染することがあります。
赤ちゃんのりんご病 :治療は対症療法で自然に回復
りんご病には特別な治療薬がありません。幸いなことに、重症化せずに自然と治るのが通常です。薬の使用は症状を軽くする対症療法のみです。ほっぺの赤みなど、症状は1週間前後でよくなります。ですから、もしりんご病と診断されても、あまり心配しすぎず、食欲はあるか、何かサインを発していないか、ぐずり方に異変はないか、などよく観察しつつ、その時の状況につき合ってあげるのが一番です。
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