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赤ちゃんのりんご病 :予防は家族みんなで「手洗い・うがい」
りんご病にはワクチンはありません。赤ちゃんは常に誰かと一緒に過ごすので、家族みんなで予防することが大切です。子どもに多い感染症なので、きょうだいがいる場合や、子どもが多い場所で過ごすときは気をつけましょう。
また、風邪のような前症状のときが唯一、感染力のある時期ですが、その症状だけでは診断がつきません。周囲の人がりんご病と診断されてから慌てて予防をしても遅いということになります。
<まとめ:予防のポイント>
ワクチンはない
家に持ち込まないように家族で予防すること
きょうだいがいる場合は、特に注意が必要
周囲で流行っていないか情報収集する
大人は、手洗いやうがいの励行
熱いお風呂は再発の可能性あり、シャワーかぬるいお湯で済ませること
通常の流行は夏頃にピークを迎えますが、国立感染症研究所週報によると、2016年はすでに例年のこの時期に比べ、かなり多くの感染が報告されています。予防に早すぎることはありませんので、風邪やインフルエンザなどと同様に考えて、手洗いやうがいを習慣づけましょう。
執筆者:座波 朝香(助産師)
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