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治療
りんご病はワクチンがありませんので、罹患したら自然治癒を待ちます。
対症療法として、関節痛がある場合、皮膚のかゆみの強い場合は、薬が処方されます。
予防
5年毎に流行するといわれているりんご病、今年は流行の年に当たっています。
春先から初夏にかけて流行します。
一度かかったら抗体ができるので、二度かかることはないと言われていますので、自分に抗体があるかどうか、わからない人は病院で調べてもらいましょう。
成人の75%は抗体を持っていると言われています。
料金は保険がききませんが、血液検査で3000~5000円位です。
子どもがいる場合は、学校などで流行っているかどうか情報収集することも大きな予防になります。外出時のマスク着用、帰宅後のうがい、手洗いを励行しましょう。
免疫力アップのためにストレスをためないように、また、規則正しい生活を送り、食事には気を配りましょう。
名前がりんご病というかわいいものですが、侮ってはいけません。
特に妊娠の可能性のある場合は、自分が幼い時にりんご病にかかったことがあるのか、不明ならばきちんと検査をするなど、自分のからだを知る機会にしましょう。
<執筆者プロフィール>
南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師・株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。タッチケアシニアトレーナー
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