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元プロ野球選手の清原和博容疑者が覚せい剤所持容疑で逮捕という報道は、衝撃的でした。
「あの大物選手が!」と誰もが驚いたと思いますが、実は警察では内偵が進んでいたとか。
週刊誌に取り上げられて疑いをかけられていることが分かっていても、やめられなかった覚せい剤とはどんなものなのでしょうか。
覚せい剤とは?
覚せい剤は、人工的に作られた化学物質で、アンフェタミン系とメタンフェタミン系という種類があります。
コカインやヘロイン、大麻などの麻薬の成分は植物を原料として作られたメタンフェタミンなのですが、覚せい剤は、工場で作られた化学化合物なので、体内に入ると分解されず体内に残るため、中毒症状をおこします。
メタンフェタミン系の原料は、フェニル酢酸、フェニルアラニン等の合成や睡眠薬や漢方薬から抽出したエフェドリンに、ラクトース、キニーネ、ストリキニーネ、殺虫剤、写真の現像液などを混ぜ合わせたもので、通常体内に取り込まれると、拒否反応が出るほか、腎臓や肺機能に障害がおこり、死に至ることもあります。
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