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執筆者:井澤佑治(コラムニスト)
ここ数年、新しい働き方としてメディアに取りあげられることの多い「テレワーク」や「ノマドワーカー」「クラウドソーシング」。
これらに共通する要素として、高度に発達したICT(情報通信技術)を利用している点があげられますが、その一方で、こうしたICTによるものとは別に、従来とは違う発想から生まれた新しい副業・兼業のスタイルも注目を集めているようです。
新しい副業・兼業のスタイル :「専業禁止」の企業とは
これまで、どちらかというと日本の企業は副業や兼業を禁止する傾向が強く、実際に就業規則でそれらを禁止している会社も多くみられました。
そんななかで、真逆の「専業禁止」を掲げて注目を集めているのが、オンラインショッピングを中心に事業を展開している株式会社エンファクトリーです。
エンファクトリーでは兼業・副業をパラレルワークと呼んで推奨しているそうです。
その理由については、社員が自ら稼ぐ力をつけて「自分はどこででもやっていける」という自信をつけることが、エンファクトリーを変革する力にもなるため、と解説しています。
これは、「本業がおろそかになる」といった理由で兼業・副業を禁止してきた日本の企業風土からすると、まさに「逆転の発想」といえるでしょう。
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