いま!スマホに顔を近づけすぎてませんか?

Mocosuku(もこすく)
  • いま!スマホに顔を近づけすぎてませんか?

  • Mocosuku(もこすく)
医療資格者や専門家だけの記事を配信

いま!スマホに顔を近づけすぎていませんか?

公開日時

「スマホ老眼」の原因は?

 

小さな画面をじっと見続けると、「眼」の稼動域が狭くなり、まばたきをあまりしていないのに気付いていますか?
「眼」が動かないと、「眼」の周りの筋肉も働かず次第に硬直していきます。
 
カメラのレンズと同じように、ピントは眼の周りの筋肉が、水晶体のレンズの厚みを変えることで調整します。
 
近くを見るときは水晶体が厚くなり、遠くを見るときは水晶体が薄くなります。筋肉が硬くなるとピント調節がうまくいかなくなります。

 

さらに画面から発する強い光により、焦点を合わせる筋肉にも負担がかかっています。
暗いところでは瞳孔が大きく開き、明るいところでは、瞳孔が小さくします。カメラの絞りと同じです。
 
明るい光で常に瞳孔が小さくなっていると、暗いところで瞳孔が大きく開かず、物がはっきりと見えなくなります。
 
 

「スマホ老眼」は克服できる!

 

老眼も眼の周りを鍛えることで改善されるように、「スマホ老眼」も以下のようなちょっとしたことに気をつければ、良くなります。

 

・画面の明るさを調節する
・画面と眼を離す
・文字を大きくする
・意識的にまばたきをする
・「眼」を上下左右、ぐるりと回して眼のストレッチをする

 

最近では、小学生もスマホを使いますし、授業でタブレットを使っている学校もあります。
 
特にゲーム機やスマホでゲームをすると、集中しているため、まばたきの回数が減ってきます。
若いうちから老眼鏡が必要!なんて恥ずかしいことにならないよう、たまには眼を休ませてあげましょう。

 
 
<参考>
日本眼科医会
http://www.gankaikai.or.jp/health/37/03.html
http://www.sawai.co.jp/kenko-suishinka/theme/201409.html

 

スポンサーリンク

先週よく読まれた記事

ヨガはどうしてカラダに良いの? 医学的に掘り下げてみよう

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 昨今のヨガブームにより、趣味としてヨガを楽しまれている方も多いのではないでしょうか。 「なんとなく健康に良さそう」というイメージの強いヨ...

不眠症ならぬ「過眠症」をご存じですか? 症状や原因とは

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ あなたは自分の睡眠に満足していますか? 睡眠の悩みと聞くと、多くの方が思い浮かべるのは「不眠症」でしょう。 しかし、「過眠症」で悩んでい...

朝起きたら首が… やっかいな「寝違え」の原因と治し方

執筆:南部 洋子(助産師・看護師・タッチケア公認講師) 医療監修:株式会社とらうべ 「朝起きたら首が痛い・・・寝違えたかも!?」 このような経験、どなたも一度はあるでしょう。 そもそも寝違えはどうして...

冷え対策に、「温活」をはじめよう!

執筆:吉村 佑奈(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 婚活、妊活、終活など、最近は「〇活」というコトバがよく使われています。 「温活」もそのうちのひとつで、今や書籍やインターネットなどあちこ...

「失神」と「睡眠」の違い どこに注目すればいい?

執筆:南部 洋子(看護師) 監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 「失神」と「睡眠」の違い、見た目ではなにがどう違うのか、わかりませんよね。 例えば、飲み会...

つった! 寝ていたら足がつるのはどうして?対処法は?

執筆:山村 真子(看護師・西東京糖尿病療養指導士) 夜寝ている時、突然足がつってしまい、激痛で目が覚めた! そんな経験をされた方、いらっしゃいませんか? 突然起こる足のつり。どうしてこのようなことが起...

働く人に増えている「適応障害」 原因となる3つのパターン

執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター) 医療監修:株式会社とらうべ 環境にうまくなじめないことから、落ち込んだり、意欲や自信を喪失したり、イライラして怒りっぽくなったり、体調面が悪くなったり、場合...

【スマホ】新着記事

首だけど猫背?  PC・スマホ利用者は注意したい「首猫背(ストレートネック)」

首だけど猫背? PC・スマホ利用者は注意したい「首猫背(ストレートネック)」

執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師) 医療監修:株式会社とらうべ 「猫背」と聞くと、ふつうは丸まった背中を思い浮かべるのではないでしょうか。 猫背というのは、もともとS字状にカーブしている背骨の歪みが...

2017/12/03 18:30掲載

“スマホ依存”にNO! 上手なスマホとの付き合い方

“スマホ依存”にNO! 上手なスマホとの付き合い方

執筆:伊坂 八重(メンタルヘルスライター) 内閣府による調査では、2015年度のスマートフォン(以下、スマホ)の普及率は7割近くにのぼり、フィーチャーフォン(ガラケー)の普及率を上回りました。しかし、スマホ...

2016/09/11 18:30掲載

いま!スマホに顔を近づけすぎていませんか?

いま!スマホに顔を近づけすぎていませんか?

執筆:Mocosuku編集部 監修:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 便利で暇つぶしに最適と、スマートフォンは今となっては生活費需品ともいえます。 しかし、...

2016/04/22 18:30掲載

外国人が「Monster(モンスター)」と呼ぶ、日本人のコノ姿

外国人が「Monster(モンスター)」と呼ぶ、日本人のコノ姿

執筆:Mocosuku編集部 多くの人が行き交う通勤時間帯の駅のホームや階段などで、スマートフォンを使いながら歩く「歩きスマホ 」。 歩きスマホをすることで周辺状況が確認しづらくなり、ホームから転落し...

2016/04/14 18:30掲載

若い女性に多い? スマホ症候群 ・後頭神経痛

若い女性に多い? スマホ症候群 ・後頭神経痛

執筆者:南部 洋子(看護師) 監修医:坂本 忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ) 最近「スマホ症候群」として話題になっている後頭神経痛。 若い女性にこの症状が...

2016/03/27 12:30掲載

「スマホ巻き肩」はこのストレッチで防ぐ

「スマホ巻き肩」はこのストレッチで防ぐ

執筆:Mocosuku編集部 監修:坂本忍(医学博士) 今や日本人の生活必需品ともいえるスマートフォン。 そんなスマホの使用が原因で、体調が悪化する人が増えているそうです。 なかでも多いのが「...

2016/03/14 18:30掲載